佐山 透(さやま とおる)ドットコム

WEEKENDLESS 番外

 お休みします

16年間ついてきてくれたミンミンがいなくなって、もう1ヶ月半にもなります。  

そのあいだにクリスマスもあり、忘年会、忘年ゴルフ、正月、新年会など、いろんなできごとがあって、いつも通り忙しく過ごしていましたが、私の中はいつも空っぽ。いろんなことをしているのになにもしていない。いろんなことを考えているのになにも考えていない。生きているのに生きていない。そんな日々だった気がするのです。ちょうど同じ時期に風邪をひいたことも、年末年始の無理が身体を痛めつけたこともあってか、食事もうまく受け付けない状況で、文字通りの“死に体”であったようです。  

そこで思いました。いまのこんな私が、したり顔にものを書いて、たくさんのひとに読んでもらったりしてはいけない。心と身体が元に戻るまで、しばらくお休みしなければいけない。  

常に他人に対して、社会に対して、なにか発信し続けないでは生きていけなかった私にとって、それはつらいことではありますが、というわけで、いつまでという約束はできませんが、しばらくのお休みをいただきます。  

 

休みのあいだも、羽仁未紗の「VIVA OPERA」は続けるそうですから、このエッセイの欄も白いままにはいかない。そこでここには、

WEEKENNDLESS PLAYBACK  

として、次回からこれまでの2年間のエッセイの中で、特に私の思い入れの深い何本かを選んで再録します。前に読んでくれたひとも、新しく目にするひとも、ぜひ読んで、少しでもなにかを感じてください。

 

1年前、それまでのこのエッセイをまとめた「イタリア式リタイア術」が出版されましたが、その「2冊目」をまた出してもらえるそうです。休んでいるあいだ、その準備をしなければなりません。  

いまの私には、振り返ることしかできないようです。  

 

生きていれば、必ずまたお目にかかります。                        

佐山透

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